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あいきこえ 第9話 冬の愉しみ

2020.02.28

 

語り・鈴木由紀 著者・鈴木由紀 挿絵・矢崎悠美

 

ふるさと・会津に向かって車を走らせると、突然目の前に磐梯山が現れる。
「山眠る」という言葉どおり、すっかり葉を落とし、雪化粧した磐梯山には、凛とした静寂さが漂う。
そんな冬の磐梯山をみるたびに、幼い頃の記憶が走馬灯のように甦るのである。

昭和の懐かしい冬の暮らし。
当時の愉しみは、今の時代と比べたなら驚くほどに質素なものだった。
しかし、現代にはない「温かみ」があったことは間違いない。
忘れてはいけない大切なものを、忘れていたことに気づかされる…
わたしにとって、冬はそんな季節なのである。

鈴木由紀

Profile

鈴木 由紀

鈴木 由紀

会津若松市生まれ。

創業延宝元年の老舗和菓子屋女将を経て、2014年、商社社長に請われ、人事取締役として入社。

5年の歳月をかけ自動車ワイヤーハーネス用テープ「YUKITAPE」を開発(日産・ホンダ車に採用)。

・公益財団法人「独立書人団」準会員
・フーガ、ジャパニストにエッセイを連載
・熊本、奈良、都内、小山、福島等での講演を経験
・著者/「ちいさな祈り」「小さなともしび」

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