あいきこえ
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第4話 冬の月

2019.09.20

 

語り・鈴木由紀 文・藤原万耶 挿絵・米倉万美

 

いつの間にやら蝉の声が秋の虫たちの声にかわる初秋。
暑さから解放されホッとするはずなのに、
なぜかちょっぴり寂しく切ない心持ちになる、とても不思議な季です。
やがては実りの秋、食欲の秋、紅葉の秋…と、季節は美しく深まっていきます。

 

中でもとりわけわたしが愛してやまぬのが、月。
十三夜・十五夜ともなれば、早くから祖母とたくさんのご馳走を作り、
摘んできたススキと共にお供えしたものです。
澄み切った夜空に輝く美しくやさしい月の光に、
わたしは幼い頃から魅了され続けてきました。

 

しかし、いつのまにやらわたしたちは慌しい日々に追われるようになってしまいました。
たまには夜空を見上げて月を愛で、
忙しい日々を少しの間忘れてみるのも一興ではないでしょうか。

 

今回お話するタイトルは、秋の月ならぬ「冬の月」。
よれよれの死神男が登場する、ちょっと笑えて最後にホロリとさせられる…そんなお話です。

 

※次回からは趣向を変えて…
ふるさとが会津ということもあり、会津弁での朗読に挑みたいと密かに企んでいます。
ちなみに、会津弁は京都弁によく似ていると言われているのをご存知ですか?
どんな朗読になるのでしょうや、
是非ともお樂しみに!

 

鈴木由紀

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