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What's about Shukki-Do

“時代を変える新しい胎動”をコレクションしたギャラリー「淑気堂」にようこそ。

当ギャラリーに商品はありません。あるのは店主・多樂が独断でセレクトし、紹介する「日本を救う活動」だけ。

このセレクションを見れば、日本の新しい動きがわかります。さあ、目を皿のようにしてご覧ください。

 

Shukki-do Selection

掃除を通して日本を磨く

 

 故・松下幸之助は松下政経塾の塾生たちに、「身の周りの掃除ができなければ、天下の掃除などできるはずがない」と言い、掃除の大切さを諭した。

また、江戸の教育の要諦を思い起こせば、「清掃」「応対」「進退」がいかに大切かということがわかる。

 そのことの本質を徹底的に実践した人が、「日本を美しくする会」の創始者である鍵山秀三郎氏(株式会社イエローハット創業者)である。

鍵山氏はイエローハットを創業した当時、当時のカー用品業界が殺伐としていたことに愕然とし、それを正すためにたった一人で掃除を始めた。

 しかし、当初の約10年間は社長がたった一人で黙々と掃除をしていたという。その後、少しずつ社員たちから共感を得、全社的な運動になるまで30年を要しているが、その頃のことを鍵山氏はこう述懐する。

「はじめはボールペンで空間に点を打つようなもの。しかし、やがて脈絡ができ、点であったものがいくつかの点と結びつき、線になった」

 その後、平成5年、35人の有志が集まって「日本を美しくする会」を発足させる。その頃から鍵山氏への講演依頼が増え、その志が全国に広がるのである。

 なぜ、鍵山氏が提唱した掃除が多くの人の心を動かしたのかといえば、「掃除をすると、そこがきれいになるばかりでなく、自分の心もきれいになる」(鍵山氏談)という効果が認識されたからだろう。

現在、同会の会長は田中義人氏が務めている。

「トイレを磨く中で多くの気づきを得、物を大切にする心を育て、物にも心を見出し、感謝と感動と謙虚さを生み出し、人間関係を大切にし、心豊かな人間社会を目指している」という理念は当初の通りである。

日本を美しくする会の掃除活動は、あくまでもトイレ磨きの実践を重んじるものであり、テクニックを競ったり、経験回数や参加数を誇るものではない。参加した人たちが一緒になって、お借りした施設を磨き上げ、そこからの気づきを大切にする「心磨き」が本来の目的である。

いにしえから続く日本人の美徳が日本全国はもとより、世界中に広がっていくことを願うばかりである。

創始者:鍵山秀三郎プロフィール

鍵山 秀三郎(かぎやま ひでさぶろう)/昭和8年、東京都に生まれる。岐阜県立東濃高を卒業後、デトロイト商会に入社。その後、昭和36年、株式会社ローヤル(現イエローハット)を創業する。平成5年、日本を美しくする会を創設。

主な著書に『凡事徹底』、『鍵山秀三郎語録』、『小さな実践の一歩から』、『掃除に学んだ人生の法則』、『あとからくる君たちへ伝えたいこと』(すべて致知出版社刊)など。東京都在住

関連サイト

●日本を美しくする会 公式HP 【http://www.souji.jp/

 
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