日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言集・名言集】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用するメッセージがこめられています。

それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした彼らの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。この格言集は、古今東西の格言・名言をご紹介する不定期コラム。

みなさんの“心の栄養”として、時折ご覧いただければ幸いです。

 

Kakugen

「したいこと」と「本当にできて、役に立つこと」は違います
松浦弥太郎
 長年、「暮らしの手帖」の編集長として活躍した松浦弥太郎は、日々の暮らしの中にころんと落ちている言葉を拾い上げるのがうまい。まるで、手品師がポケットから花を散らすように、空気中でふわふわと漂っている塵やほこりを掴み取って美しいものに変えて見せてくれるよう。「したいこと」がたくさんあるのはいいことだと思う。 しかし、誰もが、いつでも、どこでも、「したいこと」ばかりができるとは限らない。「したいこと」をするために「しなければならないこと」は必ずあるのだから。 もっと言えば、「したいこと」が自分に向いているかといったら、そうばかりとは言えない。 自分には向いていないと思っていたことが、意外と性に合ったり、絶対出来ないだろうと思っていたことが出来ることだってある。それがまた、おも…続きを読む
 
学問を為す要は、いかに喜び、いかに怒り、いかに哀しみ、いかに楽しむかというところにある
安岡正篤
 知識人、教養人であれば安岡正篤の名を知らぬ者はいないだろう。「心を養い、生を養う」としてまとめられた『安岡正篤一日一言』から、ある日の言葉を引用した。 人は自分のことはさておき、他人のことはすみずみまでよく見通せる生き物である。 あいつはこうだから、いつまでも変わらぬヤツめ、なんでもっとこうしない、ああしろ、こうしろと、他人を変えることばかり考える。 しかし、他人はあくまで他人。自分とはちがう人格をもっている。それは親兄弟とて同じこと。 自分を変えることもむずかしいのに、他人を変えることなどできるはずがない。「学問は人間を変える」と安岡は言う。 しかも、人間を変えるような学問でなければ学問ではないと。 その人間とは他人ではなく自分のことであり、他人を変えようと思うならば…続きを読む
 
ものごとは、がんばって好きになっていくのが、本当なのではないでしょうか
みうらじゅん
 漫画家でありイラストレーターのみうらじゅんの言葉。 長髪とサングラスの姿はあやしげで、ちゃらんぽらんな雰囲気満載のこのおじさん。出てくる言葉はテキトーなようにも聞こえるが、その実、なかなか奥の深いことに驚かされる。     好きな食べ物に好きな人、好きな仕事、好きな本、好きな場所、好きな映画・・・・。 人にはそれぞれの「好き」がある。 そして、「好き」には段階もある。 ちょっとだけ好きなのか、すごく好きなのか、三度の飯より好きなのか。 もちろん、昔から好き、最近好きになった、という時間の経過もあるだろう。 それまで好きじゃなかったし、むしろ嫌いだったはずなのに、いつのまにか好きになっていた、なんていうこともよくある話だ。 仕事でもなんでも、それが生きていくために必要とな…続きを読む
 
したくない仕事しか来ないんです。でも、運は、そこにしかない
萩本欽一
「欽ちゃん」の愛称で知られる萩本欽一の言葉。1970年代、80年代に一世を風靡した日本を代表するコメディアンも、最初は演出家から「君は才能がないからやめたほうがいい」とまで言われたという。本人もまた、才能がないことを自覚していたそうだ。 好きではじめた仕事でも、好きな仕事ばかりをできるわけではない。 むしろ、最初はきつくて辛い仕事やしたくない仕事をすることのほうが多いだろう。 それは、一種の意志力試しでもあるのだから。 ほんとうにやり続ける覚悟があるのか。 最初に抱いた思いは本物なのか。 見えない力である「運」に試されているのだ。 人が成長するときに試練はつきものだし、物事や状況に変化が起ころうとしているときも試練は必ず通せんぼする。  どうやら、試練は「運」という城の門…続きを読む
 
苦しかったぶん、うれしいですね
稀勢の里
 先日の千秋楽の優勝決定戦。日本中が歓喜に湧いた。ケガを押して試合に挑んだ稀勢の里の逆転勝利。表彰式で君が代を聞きながら涙を流す姿に胸を打たれ、涙が滲んだ者も多かっただろう。 稀勢の里は優勝が決まったあとも、さらに練習をしたいのだと言った。恐れ入った。最初から優勝は決まっていたのかもしれない。この意気込みと強靱な精神力の前には、だれも太刀打ちできないだろう。 神々しいまでの男泣きの姿。 その涙の理由。 優勝インタビューで語ったこの言葉がすべてだと思う。 苦しかったのだ。 ほんとうに。  いつ報われるともしれない過酷な練習をやり続ける毎日。 稀勢の里を優勝へ導いた影の立役者でもある弟弟子の髙安は、あまりの厳しい練習に耐えきれず4度も脱走を図ったというが、その厳しさは察するに…続きを読む
 
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