日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用する普遍性があります。それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。

“心の栄養”として、活用してください。

Kakugen

私は私より偉くもないが、また私よりつまらぬ人間でもないのです

高神覚昇

 仏教学者の高神覚昇氏の著書『般若心経講義』から抜粋した。この著書は講義録というだけあって読みやすく、難解な般若心経も、なるほどそういうことかと腑に落ちる。一読あれ。

 

 ロングフェローの「建築士」という詩にはこう書いてある。
 「世の中に、無用のものや、卑しいものは、一つもない。
 すべてのものは、適所におかれたならば、最上のものとなり、
 ほとんど無用のごとく見えるものでも、他のものに力を与えるとともに、その支えともなる」と。

 

 朝焼けや夕焼けの空も、きらきらときらめく木漏れ日も、自然が見せる美しい風景は、すべて塵のしわざだという。
 
 塵や埃にも役割がある。
 しかも、こんなに素晴らしい役割が。
 美しい自然をあるがままに映しだすのは、塵や埃があってのこと。
 しかし、塵や埃は、ただ淡々と空中を舞っているだけ。

 

 わたしはわたし。あなたはあなた。
 わたしはわたしの本分を尽くすのみ。
 一体、だれがわたしのように空中を舞ってくれます?

 

 塵や埃の、そんな声が聴こえてきそうだ。
 (170130 第279回)

 

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