日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言集・名言集】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用するメッセージがこめられています。

それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした彼らの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。この格言集は、古今東西の格言・名言をご紹介する不定期コラム。

みなさんの“心の栄養”として、時折ご覧いただければ幸いです。

 

Kakugen

蓋し極高は極平に寓し、至難は至易に出で、有意の者は反って遠く、無心の者は自ら近きなり

菜根譚

 菜根譚、後集35条に、

「禅宗に曰く、『饑え来たりて飯を喫し、倦み来たりて眠る』。詩旨に曰く、『眼前の景致、口頭の後』。蓋し極高は極平に寓し、至難は至易に出で、有意の者は反って遠く、無心の者は自ら近きなり」とある。

 

 禅の極意は「腹がへったら飯を食い、疲れたら眠る」。詩作の心得は「眼前の眺めを日常のことばで述べよ」。

 つまり、最も高度なものは最も平凡なものに宿り、最もむずかしいものは最も平易なものから生まれる。同じように、技巧を凝らせば凝らすほど真実から遠ざかり、無心であればあるほど真実に近づく。

 

 言うまでもない。

 「あるがまま」とはこのことである。

 理屈ではなく、心と体は何を感じているのか。

 ただその声に耳を傾けるだけでいい。

(151030第133回)

 

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