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Weekly Interview

人の数だけそれぞれの人生があり、物語があります。 本ブログでは週に一回、インタビュー形式でさまざまな物語を紹介します。

Interview Blog Vol.06

出会いは必然、人とのつながりを大切にしたい。

有限会社オート商会 代表取締役大音 剛

2017.06.19

大音剛さん

きっかけは人との“出会い”

大音さんは宇都宮IC入口前に雑貨・おみやげなどの販売店「和音」を経営していらっしゃいます。並んでいる商品は一般的なおみやげ屋さんとは違い、特徴のあるものが多いですね。

 そうですね、出雲来待焼のいっぽさん(お地蔵さん)や益子焼、大谷石を使った製品など取り扱っています。県内では当店以外取り扱っていない伊那食品工業の「かんてんぱぱ」製品も販売していますし、宇都宮みんみんの冷凍生餃子正規販売店でもあるんですよ。

取り扱う商品を選ぶ際、なにかこだわりがあるのですか。

 まず人との“出会い”があって、それがきっかけで取り扱うことになった商品が多いですね。自分が好きな物や興味を持ったことを調べると、「どういう人たちが関わっているのだろう、会いたい」と思うようになります。ですから会いたいと思った人には、可能なかぎりは会いに行くようにしています。そこから話が広がって、和音で販売をさせてもらえるようになったケースがほとんどですね。

常にアンテナを張っていて、積極的に行動した結果が“出会い”につながっているのですね。

 会いたい人がいる場、面白そうだと感じた場には積極的に行きます。そういう場に行って、まったく面識がない人でも「あ、この人面白そうだな」と思えばすぐにコンタクトをとります。そこで意気投合することも多いですね。

 また、置いてある商品に興味を持ってくれたお客様とお話をしているうちに新しい縁が生まれたり、人とのつながりでまた違う人に出会えたり、和音をはじめてから、新しい出会いが多くなったと感じます。

恥ずかしいと感じた

大音剛さん大音さんのこれまでの道のりはどのようなものだったのでしょうか。

 車が好きだったので、高校を卒業してからは自動車関係の仕事に就きました。でも仕事になじめず他にもいろいろな会社を転々としました。

 実家がガソリンスタンドを経営していたので、いよいよとなったらガソリンスタンドの仕事をやればいいかなんて、甘えた考えをしていましたよ。

 結局、実家に戻ったのですが、特にその仕事がやりたいわけでもないし、毎日それなりにやっていれば安泰だろうと、惰性でやっていましたね。

それからしばらくはガソリンスタンドのお仕事を続けていたのですね。

 10年ほど前でしょうか、ガソリンの暫定税率問題で業界が混乱した時期がありました。その時、業績はかなり落ち込みました。父と相談して、いっそガソリンスタンド経営を辞めて、宇都宮みんみんさんにお店を出してもらおうかと考えたんです。

 当時はガソリンスタンドを完全に辞めるつもりでいたのですが、宇都宮みんみんさんには、スタンドをやりながら、おみやげに冷凍生餃子を販売してみてはどうか? とアドバイスをいただきました。

 せっかくだから餃子の他にも何か取り扱おうということで、益子焼や大谷石の商品も置くようになりました。

 おみやげをはじめる時は、妻にはかなり力になってもらいました。取り扱う商品のこと、どういうお店にするかなど、たくさん相談しました。今でも和音の店主として頑張ってもらっています。

それがきっかけでおみやげを販売する「和音」が生まれたのですね。大音さんの中で仕事に対する意識も変わってきたのでしょうか。

 ちょうどその時、伊那食品工業の塚越会長の『いい会社をつくりましょう』という本を読んでいたのですが、その中で「会社というものは社員(家族)のためにあるものであり、永遠に続くことが大前提であり理想だ」という旨の内容が記されていました。

 感銘を受けたのと同時に、恥ずかしくなりました。儲からないから、ただそれだけの理由でガソリンスタンドを辞めようと考えていたからです。職を転々としていたあの頃と、何も変わっていなかった。辞めてもどうにかなるだろうという“逃げ”の考えでした。

 恥ずかしいと感じてからは、意識を切りかえました。逃げて辞めるのではなくて、このガソリンスタンドを和音と一緒に経営することで、もっともっと活気が出る場所にしたいと思うようになりました。

 

和音を大きくしていく

現在はガソリンスタンドを閉じ、和音を続けるという形をとっていらっしゃいます。

 スタンド施設の維持や諸々の複雑な事情が絡み、断念せざるを得ない状況になってしまいました。残念な気持ちもありましたが、和音の方が仕事としてどんどん面白くなっていましたから、いい機会だと思い、決断しました。

ガソリンスタンドの売上は安定的な収入という意味では重要だったと思います。それでもやめるという決断を下すのは相当な勇気が必要だったのではありませんか。

 そうですね、スタンドの売上に替わる“何か”をどうするか、そう考えもしましたけど、そうではないんです。そもそもスタンドの売上の補填をするために和音をやっていたわけではありませんからね。無くなった分の売上をどうするかよりも、和音をこれから大きくしていくんだという考えに切りかえました。その方が面白いですから(笑)。

今後の目標をお聞かせください。

 私はほんとうに恵まれていると思います。それもひとえに出会いがあったからです。だからいろんな人に和音という場所を通じて、来てくれた人が幸せになれる場所にしたいと思っています。

 また、良い出会いというのは必然だと思っているんです。人はその時々に必要な“出会い”をしている。それを意味のあるものにするかどうかは、自分次第ですよね。これからも人と人のつながり、物と物とのつながりを大切にしていきます。

INFORMATION

ほっこりと、心あたたまる癒やしの空間。

宇都宮インター前、休憩やおみやげの購入に便利なお店です。広々とした駐車場と、 宇都宮みんみん冷凍生餃子・かんてんぱぱ商品・大谷石製品・益子焼・その他雑貨など 商品の品揃えも充実しています。

 

【町の小さなおみやげ屋さん 和音】

〒321-2116 栃木県宇都宮市徳次郎町7-3

東北自動車道宇都宮インターを降りて1分

定休日/水曜日

営業時間/10:00~19:00

TEL.028-665-2953

ホームページ http://waon-papa.com

 

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