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No.46

熱くて温かいニッポンの男
船村徹、ひとり列伝

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 かつて、日本の男は世界一だった。特に武士道をわきまえた男たちの「完成度」は、西洋の知識人たちの羨望の的だった。確固たる信念と毅然とした態度からくる隙のない風貌、一点の曇りもないほどの礼儀正しさ、そして内に秘めた情熱と優しさ……。それらを併せ持った、希有な男たちだった。
 そして、彼らに負けず劣らず、日本の女性も世界最高の徳を備えていた。これは思い過ごしではない。幕末期や明治期に外国人が書き記した書物を読んでも、それらが垣間見える。
 しかし、現代の日本人はどうだろうか。かつて武士道の精神を生んだ民族の末裔とはにわかに信じられないほどの体たらくとなってしまった。
だからこそ、かつて日本人が携えていた美徳を失っていない日本人を見ると、感銘を受ける。そして、気圧される。
 作曲家の船村徹氏もそのひとりだ。多くの日本人が失ってしまった日本の「心」をいまだに厳然と持ち続けている。熱い情熱は泉のごとくとめどなくあふれ、人への思いやりはじんわりと温かい。だから、船村氏といっしょにいると、幸せな気持ちになる。その温かさを他の人につなぎたいと思いたくなる。自分のやるべきことをしっかりとやり続けることが大切だと思えるようになる。
 熱くて温かいニッポンの男、船村徹の源泉を探る。

●企画・構成・取材・文・制作/髙久 多美男
●写真/渡辺 幸宏

 

● fooga No.46 【フーガ 2005年 11月号】

●A4 約90ページ 一部カラー刷り
●定価/500円(税込)
●月刊
●2005年10月25日発行

 

おかげさまをもちまして、完売いたしました

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