多樂スパイス
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紺碧の将

多樂スパイス

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】

Topics

2018.08.30
戦況が著しく悪くなっても本土決戦を遂行し、〝一億総玉砕〟も辞さないという精神錯乱状態に陥っていた旧日本軍の大本営。三宅坂では海岸から近いため敵の襲撃を防げないとの判断から内陸地に大…
2018.08.26
長野県松代町にある旧大本営地下壕へ行こうとしたら、思いがけず象山神社に寄ってしまったことは前回書いた。象山神社を出て、旧大本営地下壕へ向かって歩き始めるや、趣のある長屋門に出くわし…
2018.08.22
長野県松代町にある旧大本営地下壕へ行こうとしたら、思いがけず象山神社があった。そう、幕末に活躍した佐久間象山を祀る神社である。佐久間象山(ぞうざんと読む)は佐藤一斎の学統を汲み、江…
2018.08.18
山を下ってくる時、思いがけないものに出会った。右の播隆上人像である。播隆上人の名は新田次郎の『槍ヶ岳開山』で知った。強烈な残像がいまなお私の脳裏に刻まれている。播隆上人は、天明2(…
2018.08.14
山に登るたび、感嘆する。高山植物の可憐な美しさに。どう考えても最悪の条件に近い。夏でも寒風吹きすさび、土は固く、周りは岩山だらけ。日中と夜の寒暖の差も激しい。湿潤な平地とは大違いだ…
2018.08.10
西穂高岳に登った。とはいえ、奥穂高岳からの縦走ルートを突破するほどの勇気も体力もない。新穂高温泉口から登るルートで、独標までを往復したというていどだから、あまり胸を張って言える登山…
2018.08.05
上野の国際子ども図書館で「楽しい古典籍おいしい江戸料理本の世界」という講演会が催された。もともと中高生向けの企画だが、一般の大人も参加できた。古典籍とは明治以前の書物をいう。そうい…
2018.08.01
いきなりパソコンがおかしくなり、操作をしているうちにディスプレイ上のデータが全部消えてしまった。この時の、引き潮のように血が引いていく感覚……。最悪のことを考えた。自宅にあるiMa…
2018.07.28
禅僧で芥川賞作家の玄侑宗久氏と医師の土橋重隆氏の対談本『死と闘わない生き方』(ディカヴァー携書)はじつに面白い本だ。物の見方が新鮮で、驚きの連続である。玄侑さんのこういう話があった…
2018.07.24
ついに暑さの記録を更新。41.1度というのだから、もはやサウナのよう。ただ、暑い暑いと言っていても気温が下がるわけではないから、気を取り直そう。ともかく、『Japanist』38号…

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