多樂スパイス
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What's TarakuSpice?

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。

日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。

 

Blog TarakuSpice

超リアルな生態風景写真
2018.01.17
 東京ドームシティのGallery Aamoで開催されていた「天野尚 NATURE AQUARIUM」展を見た。天野氏は、ダイナミックな自然を写す写真家であると同時に、ネイチャーアクアリウムの第一人者でもある。ネイチャーアクアリウムについては次回に譲るとして、今回は彼の撮る作品について書いてみたい。 風景写真に求められることのひとつに、忍耐力があろう。右の写真「谷川岳紅葉」は、思い描く光を待つこと4日、ついに雲間から差し込んだ朝日が紅葉の山肌を照らした瞬間を写したという。他にも、ボルネオ島の熱帯雨林の中で、朝日…続きを読む
 
超ド級の快楽
2018.01.13
 世の中に快楽と呼べるものは無数にあるが、私にとって、長篇小説の海に漂い、どっぷり浸かることはその最たるものである。 毎年末年始に長めの本を読むのを習わしにしている。昨年は『植物の神秘生活』、その前は執行草舟の『根源へ』だった。 今回選んだのはアレクサンドル・デュマの『モンテ・クリスト伯』。20年ぶりの再読である。一般に普及しているのは岩波文庫全7巻だが、私は数年前に新井書院から刊行された本を購入していた。なんとA6版ほどの大きさでおよそ1500ページ。あの大長編を1冊にまとめたもので、大矢タカヤス氏による新訳…続きを読む
 
「都市の中心は空虚である」
2018.01.08
 年末年始の約一週間、新宿御苑が閉園していたため、その間、神宮外苑方面を走った。東宮(赤坂)御所に沿って走り、赤坂迎賓館を回って帰ってくるコースである。 今回もあらためて思った。東京という大都市の中にある「空洞」のことを。 以前も小欄で書いたかもしれないが、フランスの哲学者・ロラン・バルトの言葉を引用する。 ——私が語ろうとしている東京。いかにもこの都市は中心をもっている。だが、その中心は空虚である。 空虚が皇居を意味していることは明らかだ。国民の関心と尊崇の念を惹きつけ、ただならぬ紐帯の波動を送っている皇居。…続きを読む
 
愛馬は言った。「つれないわね」
2018.01.04
 新年早々、私は愛馬に詫びねばならなかった。 来年4月で還暦を迎えるのを記念して、車で日本一周をしようと密かに計画していた。まだ訪れていない県もあるし(鳥取、香川、徳島、大分、佐賀、宮崎の6県)、車で日本一周はかなり前からしたかったことである。「あの車ももうすぐ11年。これからあちこちに不具合が出るかもしれない。還暦の日本一周を機に買い換えようか」と思った。 そう思い立ったのが、昨年の夏頃。以降、いろいろな車を検討した。大きな車は要らないから、これまで通りアルファロメオを選ぶならジュリエッタくらいがちょうどいい…続きを読む
 
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