日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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Introduction

いつの時代にも通用する、普遍的な言葉があります。それぞれの時代を懸命に生き、
一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続ける言葉の数々。
“心の栄養”として、活用してください。(テキスト/神谷 真理子)

Maxim Topics

人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えているんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える
『マチネの終わりに』より
 以前にも紹介したことがある、平野啓一郎の『マチネの終わりに』から抜粋した。ストーリーの序盤でこの言葉とばったり出会ったとき、この本はきっと何度も読み返すだろうと思った。今年の春にはじめて読んで、夏の終わりに再読。次に読むときはまた違った感動があるかもしれない。 過去は変えられない。 変えられるのは
 
自分の生命を賭けて惜しくないほどの対象があった場合、それが生きる目的になるのではないでしょうか
『銀嶺の人』より
 山に魅せられ、岩壁登攀にのめり込んでゆく二人の女性が、世界で初の女性隊によるマッターホルン北壁登攀に挑もうとする、新田次郎の小説『銀嶺の人』から抜粋した。主人公の一人、若林美佐子がもう一人の主人公、駒井淑子にはじめて自分自身のことを語るシーンでの一節である。 このセリフに行き当たったとき、「ああ、
 
罰の及ぶ所は、すなわち怒りに因りて刑をみだりにする無きを思ふ
『貞観政要』より
 中国・唐王朝の二代皇帝である太宗、李世民の言行録『貞観政要』から抜粋した。その中の、君子が心に留めておくべき十の思いと積むべき九つの徳、「十思九徳」の「十思」の最後がこの言葉である。罰を与えたり叱るときは怒りに任せてはいけないと言っているのだ。 北条政子の愛読書として知られる本書は現代のビジネスリ
 
幸福とは、報酬など全然求めていなかった者のところに突然やってくる報酬である
アラン
 カール・ヒルティやバートランド・ラッセルの『幸福論』と並んで「世界三大幸福論」の一つと称されるのが、アランの『幸福論』。これはその中の第87「克服」の章より抜粋した。この手の本にありがちな論文的内容ではなく、全編がプロポと言われるエッセイ風で綴られているため読み物としてもおもしろい。 アランはなぜ
 
虚にして虚にあらず、実にして実にあらず、この間に慰みがあったものなり
『虚実皮膜論』より
『曽根崎心中』や『冥土の飛脚』、『世話浄瑠璃』で知られる、江戸中期の歌舞伎狂言・浄瑠璃の作者、近松門左衛門の『虚実皮膜論』より抜粋。「皮膜」を「ひにく」と読ませているのがおもしろい。正確には、弟子の穂積以貫の聞き書きの書だというが、これぞまさに虚と実の秀作である。 美しく咲く花を見て「ああ、きれいだ
 
人生は一つの表現であり、無意識の行動は、私たちの内なる思想を露見させるのです
岡倉天心
 何度か紹介したことがある。岡倉天心の『茶の本(The Book of Tea)』から新たな一節を紹介しよう。 政治家、経営者、サラリーマン、医者、教育者、料理人、土木作業員、町工場の人たち、主婦……。世の中にはいろんな仕事があるものだと感心する。 向き不向きは別にして、多くの人がその役割を果たそう
 
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