多樂スパイス
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Introduction

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。(テキスト/高久 多美男)

BLOG TarakuSpice Topics

静かな、とても静かな世界
2015.09.30
 今年の春、じわーっと印象に残った展覧会があった。宇都宮美術館で開催された「薄久保友司展」。洋画家である。そのときに抱いた印象は、白いシャツに沁みついた青いインクのように、ずっと私の脳裡の片隅にあった。 静かな、静かな世界だった。声を大にして主張するようなタイプの絵ではない。じわじわと、沁み入ってく
 
日本人はセックスの天才だった
2015.09.26
 永青文庫で春画展が開催されている。 キャッチコピーは、「世界が、先に驚いた」。そりゃあ、驚くだろう。これほどあけすけに性行為を描いた絵など、少なくとも西洋にはなかったはずだ。 レセプション会場には老若男女大勢が招かれていたが、みな、平然とした表情で見ているのが面白かった(私もその一人だが)。内心は
 
「坐禅のようなもの」を日常に
2015.09.22
 私は正座ができない。子供の頃、まだ骨がしっかりできていない頃にスポーツや野外での遊びが過ぎたことで、左脚膝関節の下の骨が隆起してしまったのだ。 すでに痛みはないが、骨が隆起したままなので、硬い床に正座するとそれが当たって痛い。以来、正座を免れてきたことによって長い脚が保たれてきたのは不幸中の幸いだ
 
本来みな、人生の達人
2015.09.17
 1年前くらいから進めてきた本がようやく完成した。 山村達夫著『本来みな、人生の達人』。山村氏は宇都宮市でまこと幼稚園などを経営する、幼児教育の第一人者だ。 幼児教育はすなわち親への教育であり、ひいてはすべての人間に通ずる人間教育である、ということがこの本を編むプロセスのなかでわかった。子供に対して
 
(こんな食材)あったよね
2015.09.14
 鶴岡市にあるアルケッチャーノに行った。初めて行ったのは5、6年くらい前だろうか。あの時のインパクトが忘れられない。じつにパワーのある料理だと思った。色のついたソースで白い皿に絵を描いている料理人なんか、子供だましに思えた。本物の食材を、魂こめて料理すれば、こういう味になるんだと教えてくれた。ちなみ
 
このチャーミングな佇まい
2015.09.10
 今年3回目の登山は山形県の月山を目指したが、残念ながら悪天候のため、登山口に着いたところで登頂を断念した。 しかし、ほかに素晴らしい体験がいくつもあった。山寺として有名な立石寺、静謐で知的な宿「湯どの庵」、庄内イタリアン「アルケッチャーノ」での夕食、そして羽黒山五重塔である。 今回は羽黒山五重塔に
 
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