自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】
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2011.10.31
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2011.10.19
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2011.10.15
京都の法然院は、以前から気になっていたところであるが、なぜか縁がなかった。銀閣寺の後、哲学の道を通って行こうとしたおりは、銀閣寺で思いがけず時間をつかってしまったことが災いし、法然…
2011.10.11
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2011.10.07
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