多樂スパイス
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Introduction

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。(テキスト/高久 多美男)

BLOG TarakuSpice Topics

若葉が眩しい
2011.04.29
 今年の正月、盆栽に手を染めたことはすでに書いた。盆栽といっても、よくあるような松柏ではなく、小さな葉もの(ケヤキ)だ。高さは20センチ弱だが、樹齢は約20年を数える。太い幹周りと枝のバランスは、大木をそのまま縮小コピーしたかのような風采である。 買った日に「夕映え」と名付け、それ以降、世話をし続け
 
いたるところ小説の舞台
2011.04.26
 バルザック、デュマとくれば、自動的にヴィクトル・ユゴーという名が導き出される。19世紀に活躍した3人のフランス人作家について書かれた鹿島茂氏の『パリの王様たち』を読むと、彼らが作品だけではなく、人物としてもいかに傑出していたかわかる。 とにかく放蕩の限りを尽くしたといっていい。膨大な借金を重ね、道
 
小説の事実化
2011.04.22
 先回、バルザックのことについて書いたら、お薦めの作品を教えてほしいというメールが来た。残念ながら、膨大なバルザック作品群にあって、現在邦訳されているものはあまり多くない。ほとんどが全集スタイルで刊行されており、単品購入できるものは少ない。 そのような事情を前提に、私の好きなバルザック作品列記すれば
 
バルザックの慧眼
2011.04.18
 先日、レンブラント展を見た。パッと見はパワープレー、しかし、じっくり見ると繊細だ。ひとことで言えば、天才中の天才。久しぶりに本物の力に圧倒された。例えば、銅版画。色を用いず、細かい線だけで表現しているにもかかわらず、物の材質感(柔らかな布と固い金属の感触など)や、光がつくるハイライトと陰影がじつに
 
ガンディーの教訓
2011.04.14
 東京都知事選が終わり、4選が決まった後の記者会見で、石原慎太郎氏はさかんに日本の復興にはわれわれの精神を改めなければダメだと言っていた。 曰く、「自分の親が亡くなったのに葬式もあげず、亡くなったことさえ秘匿して親の年金をもらい続けるような人間は世界中に日本人しかいない、まずそのような我欲を洗い流さ
 
日々、無事のありがたさ
2011.04.09
 どうも気持ちが落ち着かない。その理由はわかっている。原発の問題、被災地の方々の苦労、そして何よりこの国の先行きを憂えないわけにはいかないからだ。 ただでさえ日本は財政が破綻寸前で、このままの状態が進めばあと数年でパンクするという状態だったのに、今回の地震災害でとてつもない課題を与えられてしまった。
 
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