多樂スパイス
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What's TarakuSpice?

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。

日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。

 

Blog TarakuSpice

松本城と街の歴史考察
2007.08.20
 北穂高登頂が叶わなかったので、そのかわりとばかり松本城へ行った。 松本城は3度目である。 やはり城がある街はどこかしら空気がちがう。凛としているのだ。城ばかりではなく、他のいいものも残そうという空気になるのだろうか、松本の中心街を歩けば、そこかしこに歴史の1ページをかいま見せる建物や碑が建っている。近年、私はそういう街に惹かれる。パリを筆頭に、ヨーロッパの各都市はほとんどがそういう風にして都市の風格を築いてきた。 取り壊しが決まっていた松本城を遺そうと運動をした市川量造の石碑が城郭の一角にあるが、市川の言葉が…続きを読む
 
建物の残し方、使い方
2007.08.17
 横浜の山手と言えば、開港以降外国人が居留した高級住宅地として知られている。アップダウンがきつく、猛暑のなかでの散歩には適しているかどうかわからないが、ひとたび洋館に入れば、涼しい空気の中で往時をしのびながら何時間でも涼むことができる。 横浜と神戸、いずれも国際的な港町で、なにかと比較されるケースが多いが、こと洋館の使い方に至っては東西の文化のちがいが如実に現れていておもしろい。 なにしろ神戸では西洋館のことを異人館と呼んでいる。これだけでも関東人には違和感があるが、北野あたりをそぞろ歩けば、もっと刺激的な光景…続きを読む
 
退却する勇気
2007.08.13
 昨年、なにも知らないでノコノコついていって槍ヶ岳に登ってしまったことは『fooga』ですでに書いた通りだ。 あのとき、日常の生活ではけっして味わえない肉体の辛さと引き替えに凄いものを見てしまった。頂上から見る北アルプス連峰は、まさに神々の棲む別世界だった。どうして多くの登山家が身の危険をかえりみず山に登るのか、わかったような気がした。 あの感動が忘れられなくて、今年も挑戦した。今回は北穂高岳。槍ヶ岳よりちょっと低いが、それでも3000メートルを超える急峰だ。 しかし、結論から先に書けば(じゃないといつもの癖で…続きを読む
 
足踏みが嫌いだ
2007.08.11
 足踏み行進というやつが苦手だった。進むなら進む、止まるなら止まる。はっきりしてくれと苛々しながら足踏みをしている子どもだった。 そのことについては、大きくなってからも変わっていないようだ。同じところを足踏みするのがどうにも嫌でしかたがない。だからこういう事態になってしまったのかと後になって分析しているにはちがいないのだが。 「fooga」という雑誌の編集・発行を始めて早5年8ヶ月になる。世に「3号雑誌」という言葉があるように、創刊してすぐに廃刊の憂き目にあう雑誌が多いことをかんがみれば、敢闘賞くらいはもらえる…続きを読む
 
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