多樂スパイス
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What's TarakuSpice?

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。

日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。

 

Blog TarakuSpice

サクラ色のバラは祝いの使者
2009.04.14
 ついに半生記を生きた。若い頃は自分が50歳になるなんて、夢想だにしなかったのに、いざそうなってみると、30歳の時と50歳の時の違いはあまりわからない。 たしか、30歳の誕生日は、マニラのホテルで迎えた。セブ島へ社員旅行に行く途中、霧が深くなってマニラの空港に着陸し、そのまま薄汚れたホテルに連れていかれたのだった。あの時、天井のシミが作る「書」のような形を見ながら、これからの10年間で何ができるのだろうと思ったことがまざまざと甦る。莫大な借金をして社屋を造ったばかりの頃で、返済の数字に圧倒されながらも、これから…続きを読む
 
忙中オペラあり
2009.04.06
 今年は仕事をするぞ、と覚悟を決めて元旦を迎えた。 その通りの経過となっている。1月は正月もヘチマもなく無休。2月の休みは1日だけ。3月も無休。創業期に匹敵する仕事ぶりである。いや、あの当時より忙しい。なぜなら、22年前はアナログだったので、ある程度仕事にセーブがかかったが、今はデジタル時代。どこにいてもパソコンがあればできてしまうし、多くのメールが休日関係なく送られてくる。完全に仕事を断つにはパソコンや携帯を持たずに海外へ行くしかない。 だいたいこんな日々である。 朝食を済ませ、まず書斎で第1ラウンド。この時…続きを読む
 
大徳寺灯籠の件、利休にたずねよ
2009.04.01
 久しぶりに上質の小説を堪能した。このところずっと政治・経済ものばかり読んでいたのだが、泉鏡花の『外科室・海城発電』に続き、山本兼一の『利休にたずねよ』(直木賞をもらったばかりの作品)に唸らせられた。 政治も経済も興味は尽きないが、ひらたく言えば、人間の欲得の総和を推し量るようなもの。それがわからなければ、政治や経済の答えを探るのは難しいのだが、いいかげんうんざりすることもある。純粋に美しいものが欲しい……と。 『利休にたずねよ』、極上の小説とはこういうものを言うのだろう。着想も構成も表現力も申し分ない。最近、…続きを読む
 
自分の心はわからない
2009.03.28
 千鳥が淵に近い山種美術館は好きな美術館のひとつだが、いかにも狭いのが難点だった。「絵を鑑賞するモード」に入ってきた頃に、終わってしまう。だから、今年10月に広尾に新設移転と知った時は、これは良きことなり、と喜んだ。 その山種美術館で今まさに移転前の企画展「桜さくらサクラ・2009 さようなら、千鳥が淵」が行われている。 速水御舟、横山大観、菱田春草、東山魁夷、渡辺省亭、石田武などおなじみの作家が並んでいたが、どれか2枚をあげるから持っていけ、と言われたら(言われるわけないが)、迷わず加山又造と奥村土牛を所望す…続きを読む
 
日本、この手でなんとかする!
2009.03.17
 いよいよこの国は、自律変動を始めた。 このままの政治が続けば遠からず三流国に成り果て、国民は辛酸を舐めることになると察知した、多くの心ある日本人が動き始めたのである。 3月15日、熱く、それでいて粛々とこの胎動は始まった。 かつて松下政経塾の塾頭であり、今は志ネットワーク「青年塾」の代表として数々の有為な若者を社会に送り込んでいる上甲晃(じょうこう・あきら)氏が発起人となり、箱根・仙石原文化センターで「日本 この手でなんとかする!」が立ち上げられたのである。 午後1時30分に始まり、夕方の6時まで続いたこの会…続きを読む
 
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