多樂スパイス
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What's TarakuSpice?

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。

日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。

 

Blog TarakuSpice

山のシューレ

2008.09.06

 何年ぶりかの多忙ゆえ、しばらく間が空いてしまった。

 その多忙の極みのまっただ中、二期倶楽部で行われた第1回「山のシューレ」に参加した。参加といっても、特別なにをするわけでもない。準スタッフのような扱いで宿泊場所まで与えられていたが、3日間にした仕事らしきものは、てんつくマンを那須塩原駅まで迎えに行ったことくらい。あとは気ままにいくつかの講座を受講したり、あたりをブラブラしたり、起伏のある広大な敷地を案内したり、夜の会で歓談や食事を楽しんだり……と、忙中閑あり、実に充実した「山の学校」であった。

 それにしても『fooga』でも書いたが、この試みは素晴らしい。天気があまりにも悪く、またさまざまな要因が重なってけっして多くの人たちで賑わったとは言えないが、まずはこのような試みが始まったということ自体、非常に意義があると思う。

 写真は初日の夜の会(シャンソン歌手=ワサブローと詩人・吉田可南子の朗読)の合間、戸外に設置された流しそうめんを旨そうに楽しむてんつくマン。てんつくマンは当日、カンボジアから関西空港に降り立ち、その足で那須まで来てくれたのだ。本館の一室にチェックインするやいないや、ふんどし3枚を洗濯し、室内に干していた。あの色違いの3枚は、見ようによってはフラッグのようにも思えた。

 ところで、この流しそうめんは、かなり長い距離を流れていたが、製作したのは二期倶楽部内のキッチンガーデンの主・ヒゲさん。ちなみにヒゲさんは山野のさまざまなものを利用して酒や薬や食事を作るほか、にわか大工にもなってしまうのである。食糧危機になった時、最後まで残るのはヒゲさんのような人。そして、最初に滅びてしまうのはこの「学校」にやってきた優雅なご婦人たちではあるまいか。もちろん、私もえらそうなことは言えない。なにしろ、「使えないヤツ」なのだから。

(080906 第65回)

 

 

 

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