多樂スパイス
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自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。

日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。

 

Blog TarakuSpice

1+1=∞

2008.08.13

 大きな志を持った者同志が出会うと、1+1=∞(無限大)という図式になり、自分の利得しか考えない輩同士が出会ったら、1+1=−∞(マイナスの無限大)になると私は思っている。

 そのどちらにも属さない人が大勢いるが、要するに社会は両グループの綱引きだと考えられなくもない。歴史を振り返れば、一目瞭然だろう。もちろん、長い人類史の中では、たった一人だけの力で大きなことを成し遂げた例もなくはないけど……。

 前々回のこの欄で紹介したように、7月11日、横浜市長・中田宏氏と高根沢町長・高橋克法氏の対談が横浜市役所で行われた。この対談が、ポジティブな増幅作用をともなって新たな動きに展開していくことを願ってやまない。

 実は、昨年の中田宏特集の後、これだけで終わりにしたくはないと思ったのだった。いくら気合いを入れた特集記事を書き、それを読んだ人が感動しても、「人はやがて忘れる」のである。あるものごとが成就されるには、継続性が必要だ。だから、私がインタビュアーという形で毎号少しずつ中田さんの活動を追ってみるのはどうかな? と思った。

 ある『fooga』の執筆者にそのことを話すと、編集長が出過ぎてしまうよりも、高橋さんのような同じ土俵で頑張っている人との対談にしたら面白いんじゃないですか、とアドバイスされた。それもそうだなあ、と思い、早速企画書を作り、中田氏サイドに提案した。

 企画そのものは通ったが、問題は対談の時間を確保することだった。なにしろ、中田さんは芸能人並みの、いや、それ以上の過密スケジュールに縛られている。対談の時間をそう簡単にとれないことは明白だった。なかなか実現できず、やきもきしていたので、今年の初め頃、中田さんに会った時、直談判した。あの件はいつ頃できますか?

 そして、ようやく今回の企画が実現したわけである。

 面白いのは、片や364万人の大都市、片や3万人の小さな町の首長という対比である。住民の気質や政治風土はかなり異なるだろう。当然のことながら、政治のアプローチも変わってしかるべきだ。

 しかし、住民の大半が日本人であり、日本の憲法、法律が適用された環境で地方行政を執り行っているという点においては共通する。目指すものも本質的にはほぼ同じだろう。そういう状況下、どのような施政を行っているか、白日の下にさらしたいと考えた。

 今回の企画は、二人が自らの成功事例を語りながら、「政治のあるべき姿」を提示すること。100%ポジティブな内容にしたいと思った。『fooga』の特集記事としてこれ以上面白いことはないかもしれない。

 詳しくは『fooga』9月号(8月28日発行)を読んでいただきたい。政治への不信と諦めが閉塞感を生んでいるが、「こんなことをやっている政治家もいるよ」と声を大にして言いたいのである。それを読んだ方が、少しでも日本の未来について肯定的に考えてくれるようになったら本望である。

(080813 第63回 写真は、対談を終え、横浜公園内を歩く中田氏と高橋氏)

 

 

 

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