多樂スパイス
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自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。

日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。

 

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練習は裏切らない

2015.08.10

朝日のシルエット 前回に続き、奥穂高岳登山ネタを。

 今までいろいろな山に登ってきたが、今回ほど楽に感じたことはない。無理をすれば、休憩なしで頂上まで行けたかもしれない。それほどスイスイと登れた。
 奥穂高岳は標高3,190メートル。日本第3位の山である。
 ちなみに、日本の山の高さランキングは以下の通り。
1 富士山(3,775)
2 北岳(3,193)
3 奥穂高岳(3,190)
3 間ノ岳(3,190)
5 槍ヶ岳(3,180)
6 悪沢岳(3,141)
7 赤石岳(3,120)
槍を望む8 涸沢岳(3,110)
9 北穂高岳(3,106)
10 大喰岳(3,101)
 ベスト10のうち、私はこれまでに4つの頂き(2位、3位、5位、9位)を制覇した。富士山は「見る山」だと思っており、いまのところ登る予定はない。

 さて、なぜ、今回は楽に登れたかであるが、これは日頃の備えの賜でしかない。
 一つ目は、週4回のランニング。猛暑でも走り続けている。これまでの登山では、脚だけではなく心肺もきつかった。ゼーゼーと吐く息が荒くなり、休憩を何度もせざるをえなかったが、今回は心肺が楽だったのだ。なぜなら、走っている時の方がきつい(時間は登山よりずっと短いが)。それを週4回続けているのだから、楽になるのも当然だ。
 二つ目はすでに何度も書いているように、地下鉄の階段トレーニングの成果だ。週1回、黙々と3,200段〜4,500段を昇り降りする。
槍を背に 以上のような練習を続けたことによって体力が上がったのはもちろんのこと、回復力も増してきた。これまで登山の後は、筋力が回復するまで3〜4日かかったが、今回は東京に戻って翌朝にはいつものように御苑を走っている。われながら体の変わりように驚いている。
 三つ目は『Japanist』のエッセイにも書いたように、日常のリズムが整ってきたことだろう。これによって、体調が今までにないくらい良くなった。やはり、基礎体力がものをいう。基礎体力を上げるには日頃の体調管理が必須だ。一夜漬けの勉強のように、本番の直前だけでどうにかなるものではない。
 つくづく、練習(学び)は裏切らないと痛感する。
 楽になると、いろいろといいことがある。例えば、周りの風景を見る目も変わってくる。これまでも絶景を楽しんだという思いがあったが、ゼーゼーと苦しいなかで見ているのだ。気も散漫で、細かいところまで意識がいかなかったにちがいない。しかし、今回は余裕をもって周囲の山々を見ることができたのだ。
 実はもうひとつ、楽になった要因がある。靴を替えたことだが、詳しくは次回に譲る。
 要するに、ある目標に対して万全の備えをするということではないか。準備ができているからといってすべてうまくいくとは限らないが、そうなってはじめていい結果を待つことができる。準備ができていなければ、結果は目に見えている。仕事においても人生においても共通して言えることだろう。
(150810 第570回 写真上・中は奥穂高岳中腹から見た山並み、下は槍ヶ岳をバックにした高久)

 

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