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自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。

日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。

 

Blog TarakuSpice

てんつくマンの書

2008.03.09

 てんつくマンという変わった名前の男がいる。天国を作る男、という意味らしい。本名は、軌保博光(のりやすひろみつ)。

 以前、『fooga』誌上でも高橋克法高根沢町町長が彼のことを「絶滅危惧種」と書いて表現しているので、名前を覚えている方も多いだろう。

 結論から書くと、最近私は彼のパワーに圧倒され、たじたじとなっている。はじめは「なんなんだ、この男は!」と驚愕し、次いで「こいつはニッポンイチの単純男だ」とあきれ果て、しまいには「こういう男がこのフニャフニャとなった日本を変えるかもしれない」と思うに至った。

 ある日、横浜でフラフラと飲み歩いていると、横浜竜馬会の会長という人に会った。守田明さんといい、、『fooga』中田宏特集号を何冊も買ったと言って、いきなり握手を求められた。互いに竜馬好きとあって、俄然意気投合したのは言うまでもない。

 守田さんが言った。

「こんど、横浜にてんつくマンを呼ぶので、高久さんも来ませんか? たぶん、『fooga』にピッタリの人ですよ」

 名前は知っていたが、どのように変わり者なのかはわからなかったので、怖いもの見たさで顔を出した。

 そこで聞いた彼の話に、ただただ感嘆した。彼はパッションの塊であった。私のハートをガバッと鷲掴みにして、これでもか! と揺さぶる。こんな単純な奴にそうまでされるなんて……、そう思ったのと同時に、絶対この男を、『fooga』で紹介しなければならない、と思った。「紹介したいな」、ではなく、「紹介しなければならない」と思ったのだ。

 彼は元々吉本興業にいたしテレビにも出演していたので、ご存知の方も多いだろうが、今彼が取り組んでいる活動の詳細を知っている人はまだ一部の人たちだ。少しでも、特に意識に高い人たちに彼のことを知ってもらい、彼の共感者を増やすことが小誌の役割のひとつではないかと思ったのだ。

 写真は、3月8日、高円寺にできたライブハウス「KOENJI HIGH」でのパフォーマンスの様子。FUNKISTというイカしたバンドが即興で曲を作り、その曲を聴いてひらめいた言葉をてんつくマンが筆で書く。

 彼はまるでなにものかにとり憑かれたかのように「イッちゃった」状態で長い詩を書く。そう、霊媒にとり憑かれた人のように無心で。たぶん、彼の感性は素っ裸になっており、地の霊やらなにやらが憑依していたのかもしれない。それくらい、イッちゃっていた。

 てんつくマンを見ていると、わかる。この世に「不可能」はないのだな、と。ナポレオンがそれを言っても、歴史上の偉人が遺した言葉というだけで身に迫るものはないが、てんつくマンが言うと、なるほどと納得できる。実際、彼は多くの人たちに「そんなこと、できるわけがねーだろ!」と嘲笑されながら、いろいろなことを実現させてきたのだ。素直に、オモシロイ男だと思う。

「ニッポンイチの単純男 てんつくマン」、特集のタイトルはそれにしようかな。

(080309 第39回)

 

 

 

 

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